2013/12/22
三協アルマイト 工場見学ツアー

 

15日のワークショップで仕上がった作品は、

さっそく19日に、三協アルマイトさんで

開催した見学ツアーのなかで加工してまいりました。

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いつも大変お世話になっている専務の岩﨑さん。

身近にあるアルミについて、扱い方をお話いただいたり、

普段良く加工しているものを実際に見せていただいたり。

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こちらのいい笑顔で写っているのが社長の岩﨑さん。

専務さんとは実のご兄弟です。

今回は社長さんから直々に見学ツアーのご案内をしていただきました。

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こちらが工場長の伊藤さん。

もともと同じパーツを、左側が薬品で化学研磨を

したもの。質感があっという間にピカピカに変わりました。

アルマイト加工は前処理として、化学研磨をするか、

つや消し剤に入れるか、そのままかで仕上がりの

質感が変わります。

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前処理が終わったら、いよいよアルマイト加工。

電気を通して希硫酸につけること40〜50分。

アルミの表面に目には見えない穴がたくさんあいた膜ができます。

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電気が通っているかどうか、確認するために金属の棒を

当てると火花がバチバチ。

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そしていよいよ染色へ。

沸かした染料へ時間を計りながら入れていきます。

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入念にカラーチップと見比べて色のチェック。

色が決まったら最後、膜の穴を閉じる

封孔処理をして終了。

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無事、すべてきれいな色に上がりました。

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今回受注会でお客様からオーダーを頂き、はじめて挑戦したブラウン。

ちょうどオーダーいただいたお客さまも見学ツアーに参加してくださっていたので、

染料に入ったあと、お好みの色合いでストップをかけてもらいました。

カラー名は[chocolate brown]と命名。

今後どこかの場面でお目見えするかもしれません。

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他にも、被膜の厚さの違いがわかるサンプルを

触らせていただいたり、数値でチェックできる機械を

見せていただいたり。

専務の岩﨑さんが半分趣味でつくっている作品も

いろいろ見せて頂きました!

リングやドッグタグやウインドチャイムなどなど。

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なかでもこちらの箸置き、すごくかっこいいんです!

今回の機会にはじめて、おみやげ品として販売しました。

色のセレクトとパッケージを微力ながらお手伝いさせていただきました!

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趣味の制作作業も実演していただきました!

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そして、肝心のワークショップの作品の仕上がりはこのような感じ。

今回はmat goldが人気でした。

全員、裏表とも違う模様を入れて、気に入った方を表にし、

見せたい向きになるようパーツの取り付け位置も

考えてもらいました。

個性が出ていて、とってもおもしろいです。

それぞれピアスとブローチから、お選びいただいたものにお仕立てしました。

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そしてパッケージングも無事完了!

自分でこだわってつくったものだから、ご自身用の方が

多かったですが、もちろんギフトという粋な方も!

クリスマス前に無事発送いたしました。

大切に長く使っていただけたらうれしいです。

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