15日のワークショップで仕上がった作品は、
さっそく19日に、三協アルマイトさんで
開催した見学ツアーのなかで加工してまいりました。
いつも大変お世話になっている専務の岩﨑さん。
身近にあるアルミについて、扱い方をお話いただいたり、
普段良く加工しているものを実際に見せていただいたり。
こちらのいい笑顔で写っているのが社長の岩﨑さん。
専務さんとは実のご兄弟です。
今回は社長さんから直々に見学ツアーのご案内をしていただきました。
こちらが工場長の伊藤さん。
もともと同じパーツを、左側が薬品で化学研磨を
したもの。質感があっという間にピカピカに変わりました。
アルマイト加工は前処理として、化学研磨をするか、
つや消し剤に入れるか、そのままかで仕上がりの
質感が変わります。
前処理が終わったら、いよいよアルマイト加工。
電気を通して希硫酸につけること40〜50分。
アルミの表面に目には見えない穴がたくさんあいた膜ができます。
電気が通っているかどうか、確認するために金属の棒を
当てると火花がバチバチ。
そしていよいよ染色へ。
沸かした染料へ時間を計りながら入れていきます。
入念にカラーチップと見比べて色のチェック。
色が決まったら最後、膜の穴を閉じる
封孔処理をして終了。
無事、すべてきれいな色に上がりました。
今回受注会でお客様からオーダーを頂き、はじめて挑戦したブラウン。
ちょうどオーダーいただいたお客さまも見学ツアーに参加してくださっていたので、
染料に入ったあと、お好みの色合いでストップをかけてもらいました。
カラー名は[chocolate brown]と命名。
今後どこかの場面でお目見えするかもしれません。
他にも、被膜の厚さの違いがわかるサンプルを
触らせていただいたり、数値でチェックできる機械を
見せていただいたり。
専務の岩﨑さんが半分趣味でつくっている作品も
いろいろ見せて頂きました!
リングやドッグタグやウインドチャイムなどなど。
なかでもこちらの箸置き、すごくかっこいいんです!
今回の機会にはじめて、おみやげ品として販売しました。
色のセレクトとパッケージを微力ながらお手伝いさせていただきました!
趣味の制作作業も実演していただきました!
そして、肝心のワークショップの作品の仕上がりはこのような感じ。
今回はmat goldが人気でした。
全員、裏表とも違う模様を入れて、気に入った方を表にし、
見せたい向きになるようパーツの取り付け位置も
考えてもらいました。
個性が出ていて、とってもおもしろいです。
それぞれピアスとブローチから、お選びいただいたものにお仕立てしました。
そしてパッケージングも無事完了!
自分でこだわってつくったものだから、ご自身用の方が
多かったですが、もちろんギフトという粋な方も!
クリスマス前に無事発送いたしました。
大切に長く使っていただけたらうれしいです。
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