2010/07/04
jubilee

この度、日ごろよりお世話になっているweb shopのjubileeさんのreal shopが本日オープンしました!














場所は岩手県の奥州市というところです。

jubileeはコンテンポラリージュエリーの世界を多くの方に知ってもらいたいという思いで立ち上げられた
ウェブサイトギャラリーです。

そもそもコンテンポラリージュエリーとは何なのかというところから話は入っていきますが、
オランダやドイツでひとつのカルチャーとして存在する“アート”と結びついたジュエリーです。
一般的に「ジュエリー」と聞くと想像されるのはダイヤやプラチナ、ゴールドといった素材でできている
ものかと思います。
コンテンポラリージュエリーに見られる素材は幅広く、そのような高級素材の他にもガラス、樹脂、布、
木はまだ一般的ですが、時には身の回りにある日用品だったり、ゴミのようなものだったりするものも
あります。

“身につけられるアート”がいちばんしっくりくるのでしょうか。
何か作家やデザイナーが伝えたいことがあり、それを表現する上でいちばん適している素材が選ばれ、
形が決まっていく。
モノづくりの世界でいえば、この流れはどんなものにもあてはまることかもしれません。
プロダクトでも、ファッションでも。

特別なことは“身につけられる”ということ。

ジュエリーとは生きる上で必要不可欠なものではありません。
ファッションとはそこが異なっていると思います。自己表現の上で付け加えられる、料理でいう
スパイスのようなものだと思います。

だからこそ選ばれるときは、特別な思いがそこには生まれる気がします。
また“身につけられること”により、その人の体温となり、その人の一部となれるものだと
思います。
思っていること、伝えたいことが伝わったときにその人の一部として組み込まれることができる。
それが魅力なのかなと。それがあるから、わたしは今ジュエリーをつくるのかなと。


話はそれましたが、そんな日本ではまだまだマニアックなコンテンポラリージュエリーの世界を世に広めようと
してくださっているのが板屋さんという方です。
板屋さんは、わたしの母校で以前勤務されておりました。
在学中はなかなか直接お話できる機会がなかったのですが、板屋さんはいつもすてきな服を着ていらっしゃって、
気になる存在でした。
もともとわたしの友達が板屋さんにとてもお世話になっていて、それがきっかけで卒業後にお会いする機会が
あり、そこからの縁でいっしょに飲みに行かせていただいた事もあります。

jubileeでは国内外の多くの作家さんの作品を紹介して下さっています。
まだコンテンポラリージュエリーというものになじみがない方も、
ぜひぜひこの機会に堪能してみてください。

またお近くまでお越しの際は、お店にもぜひ足をお運びください。

今回わたしはオープンには駆けつけられなかったのですが、
今度実家に帰りがてらに行けたらなと思っています。


jubilee

営業時間 13:00~19:00
定休日  水曜日
所在地  岩手県奥州市水沢区大町30
TEL&FAX  0197-23-3121
http://jubilee-jubilee.com/